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2005年10月24日、沖縄取材旅行・4日目(最終日)




これが沖縄で最後の朝か・・・・
どんより。



今日も朝からF-15。



ホテルでの最後の朝食
ついに覚悟を決めてゆし豆腐≠食べました。
なんだか負けた感。
でも自分の家では考えられない種類のおかずを毎朝食べられたのは
ステキでした。
ゴーヤーの酢の物とか、これから毎朝食べられたらいいのにね。
ま、ま、ま、それは自分次第ですが。
う、う〜ん・・・・


さ、初っ端からご迷惑をおかけした従業員さんに挨拶をしてチェックアウト。
玄関のシーサーにも別れを告げて(アイツ・・・泣いてやがった・・・・)
飲み物を買ったら最後の取材に出発だ!
と思ったら、おやおやおや?
これはリボンシトロン≠ナはないですか!?
「復刻」って書いてありますが
沖縄でも昔からリボンシトロンが売られていたのでしょうか?
北海道産だと思っていたんだけどな〜。
ちなみにリボンナポリン≠フ姿は見えず。
でもちょっと驚いた。
今日は朝から幸先が良い。(そうなの?)



そして来ました、お約束の『首里城』へ。
一応お客様の皆様にはモザイクをかけましたが
・・・・・なんだか見苦しい写真になっちゃったなぁ。



なんだろう?
ものすごい文化遺産を直に訪れているはずなのに
気分は休日のゴルフ大会観戦客の大移動のような感じ?



ゲームのせいですね。
こーいう壁を見ると、投石器とか弓兵とか・・・・
早く鉄の時代に進化させたくなります。



テクスチャーに使えないかな?と思って
壁を撮りまくり。
自分の家の床とか天井とかも、よくイラストに使いますから。



オ〜ゥ!
な、なんというか・・・・神秘的な魅力が―――
というか、この中から古代シーサーロボが出現して
あと、海と山からも現れて合体して・・・・なんて思いませんか?
思わないか。
そーですか。
いいですよ。
ほっといてください。
フン!
あ、電気は消さないで。
豆電気だけつけといてください。
それじゃお休みなさい。
また明日。



いえいえ、まだ終わりません。
もうちょっと続きます。

それにしても、いい眺めですなぁ。
以前に製作に携わったPCゲームを思い出しますワ。
あれ?
もっと心に響く感想を持つべきですか?
そうですね。
反省・・・



こういう塀に囲まれた建物に住んでいると
どんな気持ちになるんでしょうね?
抜け穴とか作りたくならないだろうか?
なりますよね?



そんなワケで首里城の正殿です。
撮影が許されているのは、ここまで。
ここから先を撮影した者にはムチが飛ぶそうです。
叩かれたい方はどうぞチャレンジしてみてくださらないようにお願いします。
冗談ですから。



これは大龍柱≠ニいう柱。
この正殿には、たくさんの龍が住んでいるのだそうです。
んま〜、ロマンチック。


そうして正殿の中へ、靴を脱いで見学に入りました。
写真がNGだったので言葉でしかお伝えできませんが
それはもう、天井から槍が降ってくるわ
床が突然抜けて底なしの谷が口を開けていたり
琉球暴れん坊将軍が馬にまたがり右へ左への大暴れっぷり!
いや〜、写真に撮れなかったのが残念でなりません。

もちろん冗談です。
すみません。
そろそろ本気でお叱りを受けそうなので
真面目に行きたいと思います。



数々の資料を取り揃えた博物館?&お土産物屋さんもあり
こういう着物をラクスに着せてみるのはどうだろう?(無理があるか・・・)
などと考えながら色々と見せてもらいました。
郷土品のデザインの本があったりして
本気で欲しいな〜と思ったりしました。



その昔、こういう船を操って海を行き来をしていたんですね。
しかし、今の我々が乗るのは船ではございません。



東京行きの飛行機でございます!(涙)


ついに来てしまいました、このときが。
東京に帰らなくてはなりません。
すごい・・・・あっという間でした。
風邪で頭がボ〜ッとしていた所為でしょうか?
はぁああぁぁ〜〜〜・・・・帰りたくねへぇ〜〜〜。



しかし無常にも飛行機は飛びます。
さようなら、沖縄。
いつか・・・また来るぜ!



こうして我々の取材旅行は終わりを迎えました。
沖縄取材旅行の最後の思い出は
那覇空港のうどん屋さんに入って
ニュータイプのプレゼント用の絵を描いているときに
「お上手ですね」と店員さんに言われたことです。
なんか・・・・なんと言って答えればいいんだろう?
ありがとう、沖縄。


帰りの機内ではAs’まりあさんが貝殻にイラストを入れていました。
場所も物も選ばない人だ。
そのうちお米に描き始めるんじゃないだろうか・・・?(笑)


ここで命に関わる(と思った)重大な問題が発生!
奥さん、最後の事件です!!
えー、耳が詰まりました。
ほら、エレベーターとかでも耳がツンとなるでしょう?
アレです。
それがですね、風邪の所為で体温が上がっていたんでしょうね?
ものすごい圧力で耳の奥が(鼓膜?)ズコオオオオオオッ!!!となったのです!
もうね、痛くて痛くて、血が出るんじゃないの!?と思うほど。
飲み物を飲んでも治らなくて
鼻をつまんで口を閉じてフンッ!と耳抜きしても抜けなくて
小さな戦争がここに勃発ですよ。
苦しい戦いだった・・・・・・
その戦いは飛行機が高度を下げ始めたときに最高潮に達しまして
「このままじゃ耳の聞こえない人になる!」と本気で怖くなってきて
背に腹はかえられないと、ついに覚悟を決めたのです。
こうなったら・・・・思い切って出る物が出ちゃう勢いで
全力で耳抜きを――――っ!!!!
フンンンンンンンンンンンンンンンンンンンッッッ!!!!!!!!!!
ッピ―――――――――――――ッッッッッ
ぬ、抜けた!!!
(至福の時)
い、いや、それよりも今の音・・・・・
なんかものごっつ大きな汽笛のような音がしませんでしたか?
お隣に座るAs’まりあさんにも、当然聞こえていた様子。
そうか、人間って耳からこんなに大きな音を奏でられる生き物だったんだネ。



地上は素晴らしい。
耳が怖いことにならないから。
今はそれだけで幸せです。
あっ、涙が・・・・



〜Fin〜



長いことお付き合いいただきました沖縄取材旅行の体験記も
やっと最後を迎えました。
読んでいる人がいるんだろうか?
アップする意味があるんだろうか?
などと自分自身に疑問を感じていましたが
読んでいる人がいらっしゃったようなので
あぁ、完璧にムダな作業ではなかったんだな、と
少し安心しております。

最後に
下村さん、運転ご苦労さまです。
止め処なく溢れるお話、ありがとうございました。
As’まりあさん、謎っぷりをありがとうございました。
場所、道具を選ばないプロの仕事っぷり
勉強になりやッス!
「み」さん、はじめての体験を色々とさせてもらいまして
本当にありがとうございました。
この旅を仕事と言い張るその姿勢、ステキです。
そしてもう一度、沖縄にありがとう!
けっきょく黒糖アイスは食べられなかったけど
今度は見つけてやるから覚悟しておけー!
うおーっ!



実は先日、第2回目となる美ら海倶楽部の沖縄遠征がありました。
しかし、わたくし小笠原は仕事が忙しく、一人置いてきぼり。
またいつか機会がありましたら
もっと美しい沖縄の風景と、美味しい食べ物を
健康な体で味わってきたいと思います。
それでは皆様、最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました。

あれ!?
オチが無い!
なにか・・・オチるようなことは・・・・
あ、そうそう、黒糖アイスのことですが
実はあれから新事実が明らかになりまして
美味しいから絶対に探せと言われていた黒糖アイスだったのですが
なんとその情報に誤りがあったのです。
本当は黒糖アイスじゃなくてさとうきびアイス≠セったんですって。
「勘違いしてた、ゴメン」とか言われちゃいました。
・・・・・・・・・・
そんなの沖縄全土ありとあらゆる場所で売っとったわ―――ッ!!!

チャンチャン♪

おわり


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